問3-1-1 「医療資源を最も投入した傷病」はどのように選択するのか。
(答) 「医療資源を最も投入した傷病」は、入院期間において治療の対象となっ
た傷病の中から主治医がICD10 コードにより選択する。
問3-1-2 「一連」の入院において独立した複数の疾病に対して治療が行
われた場合にも、「医療資源を最も投入した傷病」は一つに限るのか。
(答) そのとおり。
問3-1-3 「医療資源を最も投入した傷病」については、DPC算定病床
以外の医療資源投入量も含めて考えるのか。
(答) 含めない。DPC算定病床に入院していた期間において、「医療資源を最
も投入した傷病」を決定する。
問3-1-4 合併症に対する治療に医療資源を最も投入した場合に、合併症
を「医療資源を最も投入した傷病」として診断群分類区分を決定するのか。
(答) そのとおり。
問3-1-5 「医療資源を最も投入した傷病」と手術内容が関連しないこと
もあり得るか。
(答) あり得る。
問3-1-6 抜釘目的のみで入院したが、「医療資源を最も投入した傷病」
は「○○骨折」でよいか。
(答) 「○○骨折」でよい。
問3-1-7 「医療資源を最も投入した傷病」を決定するに当たり、医療資
源に退院時処方に係る薬剤料や手術で使用した薬剤料を含めることがで
きるか。
(答) 含めることはできない。
問3-1-8 いわゆる疑い病名により、診断群分類区分を決定してよいの
か。
(答) 原則として入院期間中に診断を確定し、確定した病名で診断群分類区分を
決定すること。ただし、検査入院等で入院中に確定診断がつかなかった場合
においては、疑い病名により診断群分類区分を決定することができる。
問3-1-9 「医療資源を最も投入した傷病」として「R798 遺伝性乳癌卵
巣癌症候群」が選択されうる患者については、どのようにすればよいのか。
① 遺伝性乳癌卵巣癌症候群の患者に対して区分番号「K888」子宮附
属器腫瘍摘出術(両側)を行う場合
② 遺伝性乳癌卵巣癌症候群の患者に対して区分番号「K475」乳房切
除術を行う場合
(答) 実施した手術等に基づき、卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍(120010)又は乳
房の悪性腫瘍(090010)に該当するICD10 コードを選択する。問の例の
場合については以下のとおり。
① 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍(120010)に該当するICD10 コードを
選択し、「子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等あり」を選択する。
② 乳房の悪性腫瘍(090010)に該当するICD10 コードを選択し、「その
他の手術あり」を選択する。
なお、いずれの場合においても「傷病情報」欄の「入院時併存傷病名」に
「R798 遺伝性乳癌卵巣癌症候群」を記載する。
問3-1-10 「医療資源を最も投入した傷病」として、異なる診断群分類区
分上6桁に該当する複数のICD10 コードが選択されうる以下の場合に
ついては、どのようにすればよいのか。
① 慢性維持透析を行っている慢性腎臓病患者の透析シャント病変に対
して、区分番号「K608-3」内シャント血栓除去術、「K616-
4」経皮的シャント拡張術・血栓除去術又は「K616-7」ステント
グラフト内挿術(シャント)を行う場合
② 人工股関節置換術後の人工関節周囲骨折(外傷によるもの)に対して、
区分番号「K046-2」骨折観血的整復固定術(インプラント周囲骨
折に対するもの)の「1」、「2」又は「3」を行う場合
(答) それぞれ以下のとおり。
① 原則として、慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全(110280)
に該当するICD10 コードを選択する。
② 原則として、関節・大腿近位の骨折(160800)に該当するICD10 コ
ードを選択する。