問3-3-1 DPC留意事項通知の「用語等」に示されている「神経ブロッ
ク」について、例えば区分番号「L100」神経ブロック(局所麻酔剤又
はボツリヌス毒素使用)の「1」神経根ブロックには、他に医科点数表に
示されている「トータルスパイナルブロック」や「三叉神経半月神経節ブ
ロック」は含まれないのか。
(答) 含まれない。区分番号「L100」の「2」腰部硬膜外ブロック及び区分
番号「L100」の「5」仙骨部硬膜外ブロックについても、同様に明示さ
れた手技に限る。
問3-3-2 手術に伴う人工呼吸は、医科点数表では「手術当日に、手術(自
己血貯血を除く。)に関連して行う処置(ギプスを除く。)の費用及び注射
の手技料は、術前、術後にかかわらず算定できない。」とされているが、
DPCについても同様の取扱いか。
(答) 手術当日に手術に関連して行う人工呼吸については、術前・術後にかかわ
らず「人工呼吸なし」の診断群分類区分を選択する。
問3-3-3 診断群分類が胃の悪性腫瘍(060020)等であり、一入院中に化
学療法と放射線療法の両方を行った場合の「手術・処置等2」は「2(放
射線療法)あり」を選択することとなるのか。
(答) そのとおり。「放射線治療あり」については特に明記されていない場合、
化学療法を併用した患者も含まれるため注意されたい。
問3-3-4 化学療法の「レジメン別分岐」は、分岐の対象となっている薬
剤に加えて、他の薬剤を併用しても選択することができるのか。
(答) 選択することができる。
問3-3-5 診断群分類区分の決定に当たり、手術中に行った化学療法のみ
をもって「化学療法あり」を選択することができるか。
(答) 選択することはできない。「化学療法」には手術中の使用、外来・退院時、
在宅医療での処方は含まれていない。
問3-3-6 診断群分類区分の決定に当たり、手術中に使用した薬剤のみを
もって「手術・処置等2」の特定の薬剤名(成分名)での分岐を選択する
ことができるか。
(答) 選択することはできない。特定の薬剤名での分岐には手術中の使用、外来・
退院時、在宅医療での処方は含まれていない。
問3-3-7 活性NK細胞療法は、化学療法に含まれるか。
(答) 化学療法に含まれない。
問3-3-8 化学療法の定義として「悪性腫瘍に対して抗腫瘍効果を有する
薬剤を使用した場合」とあるが、高カルシウム血症の治療薬「ゾメタ」は
骨転移に対して適応がある。このような薬剤の場合、ゾメタを使用すれば
全て「化学療法あり」を選択することができるのか。
(答) 抗腫瘍効果を有する薬剤が、悪性腫瘍に対する抗腫瘍効果を目的に使用さ
れた場合にのみ「化学療法あり」を選択できる。問の例では、高カルシウム
血症の治療を目的に投与されている場合は、当該薬剤の使用をもって「化学
療法あり」を選択することはできない。ただし、抗腫瘍効果の目的で使用し
た場合は「化学療法あり」を選択することができる。
問3-3-9 「手術・処置等2」に特定の薬剤名(成分名)での分岐がある
場合、その薬剤の後発医薬品が保険適用された場合にも同じ分岐を選択す
ることができるのか。
(答) 選択することができる(薬剤による診断群分類の分岐の指定については、
原則として成分名で行っており、先発品か後発品かは問わない。)。
問3-3-10 区分番号「G006」植込型カテーテルによる中心静脈注射を
実施した場合、「手術・処置等2」の分岐の区分で区分番号「G005」
中心静脈注射を選択することができるのか。
(答) 選択することはできない。定義テーブルに記載されている項目のみで判断
する。
問3-3-11 手術に伴って中心静脈注射を実施した場合は、医科点数表では
「手術当日に、手術(自己血貯血を除く。)に関連して行う処置(ギプス
を除く。)の費用及び注射の手技料は、術前、術後にかかわらず算定でき
ない。」とされているが、診断群分類区分は「中心静脈注射あり」又は「な
し」どちらを選択するのか。
(答) 手術当日に手術に関連して行う中心静脈注射については、術前・術後にか
かわらず「中心静脈注射なし」の診断群分類区分を選択する。
問3-3-12 閉鎖循環式麻酔装置による人工呼吸を手術直後に引き続いて
行う場合は、「閉鎖循環式全身麻酔の所定点数に含まれ別に算定できな
い。」とされているが、診断群分類区分は「人工呼吸あり」又は「なし」
どちらを選択するのか。
(答) 閉鎖循環式麻酔装置による人工呼吸を手術直後に引き続いて行う場合は、
「なし」の診断群分類区分を選択する。
問3-3-13 肺の悪性腫瘍(040040)、小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍
(060030)及び卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍(120010)の「手術・処置等
2」において「カルボプラチン+パクリタキセル」が定義されているが、
「カルボプラチン」と「パクリタキセル(アルブミン懸濁型)」を併用し
た場合には、どの分岐の区分を選択するのか。
(答) 「カルボプラチン+パクリタキセルあり」を選択する。
問3-3-14 区分番号「K740」直腸切除・切断術及び区分番号「K74
0-2」腹腔鏡下直腸切除・切断術を実施し人工肛門造設術を併せて実施
した場合に算定する「人工肛門造設加算」について、当該加算を算定する
術式及び人工肛門造設術を実施した場合、診断群分類における手術・処置
等1の区分番号「K726」人工肛門造設術又は区分番号「K726-2」
腹腔鏡下人工肛門造設術を実施したとして、手術・処置等1「あり」を選
択してよいか。
(答) そのとおり。なお、レセプトの「診療関連情報」欄に、区分番号「K72
6」人工肛門造設術又は区分番号「K726-2」腹腔鏡下人工肛門造設術
を記載すること。
問3-3-15 放射線療法の定義として「医科点数表第2章第 12 部に掲げる
放射線治療(血液照射を除く。)をいう。」とあるが、「放射線治療」の部
において評価される特定保険医療材料のみを使用した場合、診断群分類区
分は「放射線療法あり」又は「なし」どちらを選択するのか。
(答) 「なし」の診断群分類区分を選択する。