D006-7 UDPグルクロン酸転移酵素遺伝子多型 2,100点

D006-7 UDPグルクロン酸転移酵素遺伝子多型

 (1) UDPグルクロン酸転移酵素遺伝子多型は、塩酸イリノテカンの投与対象となる患者に対して、その投与量等を判断することを目的として、インベーダー法又はPCR法により測定を行った場合、当該抗悪性腫瘍剤の投与方針の決定までの間に1回を限度として算定する。

 (2) Nudix hydrolase 15(NUDT15)遺伝子多型検査

  ア Nudix hydrolase 15(NUDT15)遺伝子多型検査は、区分番号「D006-7」UDPグルクロン酸転移酵素遺伝子多型の所定点数に準じて算定する。

  イ 本検査は、難治性の炎症性腸疾患、急性リンパ性白血病等の患者であって、チオプリン製剤の投与対象となる患者に対して、その投与の可否、投与量等を判断することを目的として、リアルタイムPCR法により測定を行った場合、当該薬剤の投与を開始するまでの間に1回を限度として算定できる。